猫の病気の見分け方 5
・子宮蓄膿症
発症の頻度は、犬に比べると少ないですが、妊娠したことのない猫に多く発病します。
症状は急性か慢性かによって違いますが、発熱、多飲、多尿・嘔吐、脱水などが見られます。
・口腔に異常のある疾患
口内炎、衡肉炎、歯根膜炎、舌炎などの病気にかかりますと、口腔内の粘膜、舌その他いろいろの所に発赤、腫脹、潰瘍、疹痛などを起こして採食ができなくなります。
・嚥下が困難な疾患
食道狭窄、右大動脈弓遺残、ガマ腫などのように咀嚇、嚥下ができない病気で、前者は先天的な原因によるものです。
・呼吸困難を起こす疾患
肺炎、膿胸、気胸などの病気があります。
また、心臓に異常がある疾患、例えば心筋症の場合にも呼吸困難を起こします。
その他の重篤な心臓病にも同じ症状が多く見られます。
・黄色脂肪症(イエロー・ファット)
魚を多食する猫の体脂肪が黄色に変色して、脂肪組織の炎症を起こす病気で、魚に含まれている多量の不飽和脂肪酸が原因となります。
発熱して腹部の皮下に扁平のシコリが現われて、これに触れると痛がります。
・ビタミンB(サイアミン)の欠乏症
サイアミンの欠乏は猫に多い病気で、嘔吐が併発して体重の減少、歩行の異常、神経症状へと進行します。



