盆栽の歴史1
現在、日本の盆栽はほとんど全部が「自然美盆栽」という型になっているが、これが完成し普及したのは明治になってからである。
明治時代の欧化風潮、鹿鳴館の時代に反動的に国粋主義がおこり、その一部として当時の顕官などが中心となり、自然美盆栽がもてはやされて、定着したとされている。
しかも野菜 種よりも始めやすいというイメージがある。
「盆栽」という言葉は、最後の元老、西園寺公望の命名によるといわれている。
こうしてみると、盆栽は中国の唐代には盆景、盆石、蛸造りと進展し、日本ではそれを受けて鎌倉頃から同様の盆景、盆石、つづいて鉢の木がおこった。
江戸期にはそれにつづき、蛸造りが盛んになり、明治に至って自然美盆栽が完成し主流になった。
盆栽はこのように長年月の歴史があるが、その完成は第二次センターの日本で、しかも明治期の完成というものである。
西欧人が盆栽に接した最初の記録は、阿片戦争後の交渉使節の随員の印象記で、一八四六年である。